DTPオペレータの仕事をベースに書いてみよう。
以前の職場は基本的に受注業。
ラーメン屋さんを受注業の例にしてみる。
昼休みのすごし方は人それぞれだけど、労働者のランチタイムレースを生き残るには食事をしてからお茶したり、ショップに行ったりするのが賢明だと思うし、多数はそうしていると思う。
ところが昼休みを最初から満喫し、終了間際にラーメン屋に飛び込み、
「急いでいるから早く作れ」
という人がいます。お客様ですから我慢することも必要です。でも、
「美味く作れよ」
とか言われるとラーメン屋的にはキレそうになります。
最悪のケースは昼休みが終了してからやってきて、
「昼休み過ぎてるんだから早くしてくれよ、美味く、安くナ」
と言う人。
あぁ?!
この期に及んでリクエストが出来ると思ってるのか!
こういうこと言われるのはウェイターかウェイトレスですが、カウンターのラーメン屋なら厨房の人間にも聞こえてきます。
ここで書いている昼休みというのは編集工程、時間が過ぎるというのは〆切のこと。ラーメン屋はDTP屋で客は出版社か広告主です。
ここまで傍若無人なことをラーメン屋でする人を見たことは無いんですけど、出版・広告業界には掃いて捨てるほど居るんですよ。建築業界にも多そうな気がするけど。
しわ寄せ食らわせてるほうも急いでいるのは事実ですから、様々なことが端折りはじめます。
MOやCD-Rに文字を書かない、色校正で文字に赤字を入れる、または見ない。
そして何かが起こったとき彼らはこういう。
「がっかりしたよ」
休日返上でこなした仕事がろくに確認もされず印刷され世の中に出回ってしまう。
……お前にがっかりだ。
ということでその頃の仕事は、意外と人に見せられる成果物が多くありません。
山猫はそういうことしないように気をつけています。
だって今までやられてきたことだから。
その代わり、求めるクォリティは高くなりがちです。
内容によっては自分で出来てしまうことだから。
オペレータをやっていた時、デザイナーと編集者が前工程を遅らせていると思っていたけど、
DTPオペレータ諸君……、
思っていたとおりだったよ。
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